路交館とは

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基本理念

障がい児・者や異なる文化を持つ人々、夜間の保育を必要とする人々、被虐待児など、
もっとも困難な立場に立たされている子どもや大人に眼差しを向け、
これらの人々に寄り添うことを法人の活動の基本とします。

活動の紹介

教育・保育

子どもは、子どもたちの中で育つとき、
生き生きと自分を成長させる。

〈基本方針〉

  • かけがえのない「一人」として受け入れ、自分への信頼を助長する
  • 子どもたち一人ひとりが持つ「自分を成長させる力」を信頼する
  • 子どもたち一人ひとりの違いを大切にし、多様性を尊重する
  • 互いへの信頼感を育み、違いを認めて共に力を合せる基礎的な力を養う
  • 保護者が生きがいを持って働き続けられるよう就労を支援します。

障がい児・者 支援

障がい児・者の「自立」と「社会参加」を支援します

〈基本方針〉
  • かけがえのない「一人」として受け入れ、自分への信頼を助長する
  • 障がい児・者も含め誰もが持つ「自分を成長させる力」を信頼する
  • 障がい児・者一人ひとりの違いを大切にし、多様性を尊重することを通し、ノーマライゼーションの実現を目指す。
  • 互いへの信頼感を育み、違いを認めて共に力を合せる基礎的な力を養うことを通し、互いの存在感を感じられる(共同の)自立を目指す
  • 保護者が生きがいを持ってそれぞれの人生を生きられるように支援します。

手と手とつながる

基本理念に基づく考えは、地域とつながり、
つながりの輪は広がり、海外にも広がっています。

保育系の事業所どうしの交流だけでなく、障がい者支援系とも交流していますし、事業所を離れ、高齢者施設に子どもたちが、小学校に障がい者が、つながりの輪を広げています。また、地域子育てセンターとして、路交館の施設を利用していない地域の子どもや保護者ともつながります。さらに、海を越え、韓国の保育教師たちともつながり、毎年、保育交流を続けています。

ノーマライゼーション

障がい者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが 正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方

代表者のあいさつ

 路交館は1972年に障がい児を受け入れ、「障がい児共同保育」を基本理念に据え、1975年に法人認可を受け、時代の様々なニーズに応えながら、乳幼児だけでなく、障がい児、学齢期の児童、そして障がい者へと、教育・保育・支援の対象範囲を拡大してきました。
 事業の拡大とともに路交館にかかわる人々の数も増えていきました。色々な個性を持った人々が、子どもと大人、利用者と支援者、障がいを持った人や持たない人の枠を超え、一丸となって、地域に生きる人たちとともに、よりよい社会作りを目指して歩んできた歴史があります。
 多くの人たちにより積み上げられてきた議論の中での葛藤、喜びと悲しみ、仲間意識と自分自身を信じる力、それらがすべて路交館のかけがえのない財産として蓄積されたものと自負しております。
 「障がい児共同保育」の開始から46年が経過し、その財産を継承していくという重責を担うことになり、改めてその職責の重さに身の引き締まる思いであります。 今、国全体の問題である少子高齢化が進む中、子ども・子育て支援新制度の導入、社会福祉法改正による社会福祉法人制度の改革、教育・保育要領の改訂、障がい者総合支援法の改正などがここ数年で立て続けに施行され、法人を取り巻く環境は決して平坦ではありません。
 このような変革の時期ではありますが、路交館のこれまでの理念を引継ぎ変わることを恐れず、これまで同様、多くの方たちに支えられながら、一歩一歩着実に前進できるよう取り組んで参りたいと考えております。
 今後とも、利用者とそのご家族、地域の方にご満足いただける教育・保育・支援のサービス提供に努め、地域福祉の拠点として利用者と地域の皆様から信頼される続ける法人となるよう、皆様とともに歩んで参りたいと思いますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 尾﨏 健二